Zorg Wide Door

2011年11月17日木曜日

Biginner's PC-DJ SS14 - 1 -

自宅にあったPCのパーツを寄せ集め、Deckadance を使うDJシステムを作ってみました。
ターンテーブルでもCDJでもない、いわゆるPCDJ(もしくはPCJ)と呼ばれる部類に入ると思います。



このシステムで、内輪のパーティでプレイしてきました。30分1セットで2セットをこなしました。
すごく面白かったですね。^^

これから数回にわたって、こいつが出来るまでを綴ってゆきたいと思います。
全ての機材は、特製ラックの上にのせてあります。
ラックの足の間隔は、ターンテーブルSL-1200シリーズのサイズに合わせてあります。

最初にシステム構成を。

PCShuttle XG41+Intel Core2 Duo E7600+DDR3-8GB+500GB-HDD
OSMicrosoft Windows 7 Professional 64bit
USB-AUDIOTASCUM US-200
ディスプレイGREENHOUSE GH-JTJ223GSHB
キーパッドBELKIN nostromo n52
キーボードP.I.Engineering Kinesis Savant USB
トラックボールKENGINTON Expert Mouse
DJソフトImageline Deckadance v1.95

特徴
  • マウスを使わずトラックボールを使うことによって、確実な操作が行えます。
  • 主要な操作は、プログラマブルキーボードに割り当てられていますので、少しの練習である程度のことはできるようになります。
  • トラックボールとキーボード/キーパッドの併用で、比較的素早いDJワークが可能です。
  • タッチパネルディスプレイを使うことで、ちょっと変わった雰囲気を演出できます。
  • デスクトップPCをベースにしているので、曲データの読み込み及び解析にかかる時間が短く、コストパフォーマンスは高いと思います。
  • デスクトップベースでありながら、なんとか外に持ち出してプレイできます。(実際にやってきました)

問題点
  • ノートPCではないので、可搬性が著しく悪いです。(ラックを含めた総重量、約10キロ)
  • 普通のDJスタイルではないので、正統派ではありません。どちらかと言えば、対極に位置すると思います。
  • 現在のインターフェイスでは、スクラッチは不可能です。

アナログ盤にせよCDにせよ、もしくはフィジカルコントローラにせよ、ディスクを手で操作せずにDJというかどうかは難しいところですが、これはこれで目的を果たしました。

横から見ると、中央のディスプレイに覆いかぶさるようにポジションを取って、腕がトラックボールとキーボードに伸びた姿勢になります。

生まれて初めてのDJということもあって、実際のプレイ中はぱっつんぱっつんでした。
そんな中でもほとんどミスもせずこなせたのは、操作の容易性にあると思っています。
容易性は求めたのではなく、結果としてそうなったという感じですが。

次の回は、システムの構成が固まるまでを綴りたいと思います。

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