Zorg Wide Door

2012年1月30日月曜日

2011年の10枚 その5 Mungolian Jetset、由紀さおり

SCHLUNGS / Mungolian Jetset

---------------------------------------------------------------------------------
  1. 2011 A Space Woody
  2. Moon Jocks n Prog Rocks
  3. Shelton's On A Bender
  4. Bella Lanay
  5. Ties n Downs
  6. We Are The Shining
  7. Moonstruck
  8. Smoke n Mirrors
---------------------------------------------------------------------------------
さぁ、来ました。Mungolian Jetset です。
CalmのDJプレイを聞きに行った際、「あ、これいいな」と思って、Shazamで取り込んでアルバムを確認。Youtubeで再確認して入手しました。
最初は「アナログ盤しかないんじゃないだろうか」と泣きが入りそうになったのですが、リリースされたのが10月だったためか、最後の一枚が TOWER RECORD 渋谷 でσ(^_^)を待っていてくれました。
Mungolian Jetset とは、ノルウェーの著名DJである DJ Strangefruit と スタジオエンジニア Knut Saevik のユニットで、国としてのモンゴル(Mongol)とは何の関係も無い(ようです)。
2009年ごろから活動を始め、日本にも何度か来ているらしいですね。DJアーティストの常として、CDのようなメディアを作ってリリースすることが少なく、今回手に入れられたのは、ホントにラッキーです。

モノとしてはハウステクノなんですけど、ベースラインが70'sや80'sのダンクラにあるのは明白で、クラブじゃなくてディスコでかかっていても不思議はない感じですね。

アルバムは、2011 A Space Woody(1)で始まります。2001年宇宙の旅をイメージする洒落みたいな曲です。Shelton's On A Bender(3)は、いろいろな音が入り混じり、「これ1曲なの?」と聞きたくなるような曲で、あまり好きになれません。それが Bella Lanay(4)になると、急にポップな曲になります。まぁ、嫌いじゃないかな。一番良いのは、Moon Jocks n Prog Rocks(2)で、CalmのDJワークでσ(^_^)を捕まえた曲です。ノリが良くて、メロディーラインが綺麗で、いろんな音が入ってて、ビートが太い。σ(^_^)が捕まる要素をすべて持っている曲です。^^



1969 / pink martini & saori yuki

---------------------------------------------------------------------------------
  1. Yuuzuki [Evening Moon]
  2. Mayonaka No Bossa Nova [Midnight Bossa Nova]
  3. Du Soleil Plein les Yeux [Eyes Full of Sun]
  4. Puff, the Magic Dragon
  5. Ii Janaino Shiawase Naraba [It's Okay If I'm Happy]
  6. Blue Light Yokohama
  7. Yoake No Scat [Melody for a New Dawn]
  8. Mas Que Nada
  9. Is That All There Is?
  10. Watashi Mo Anata to Naite Ii? [Consolation]
  11. Wasuretainoni [I Want to Forget You, But...]
  12. Kismets No Ashioto [Footsteps of the Seasons]
---------------------------------------------------------------------------------
一報を聞いた時は、さすがに驚きましたね。^^
実際に聞いてみるとわかりますが、由紀さおりさん、衰えてません。すごいです。
Pink Martini は、米国の有名なジャズオーケストラです。
彼らが、アルバム Hey Eugene! の制作時に由紀さおりの タ・ヤ・タン をカバーしたのがきっかけで、彼らの2010年のクリスマスアルバム Joy to the World に、由紀さおり自身がゲストボーカルとして参加します。
そのアルバムが売れ、由紀さおりの海外における評価が一気に高まり、2011年10月に由紀さおり自身のアルバムとして 1969 がリリースされました。当初国内ではほとんど話題にはならなかったのですが、11月以降、海外でリリースされると一気にブレークします。11月1日にiTunesで販売が開始されると、11月4日にはiTunesジャズチャートで1位を獲得しました。その情報が国内に流れ、国内でも急に売れ出したようですね。それまで、およそセットで文章が書かれることなど考えられなかったであろう、「由紀さおり」と「iTunes」の単語が当たり前のように合体します。すごいですねーー。^^
んで、やっぱり「夜明けのスキャット」でしょう。
「スキャット」という歌唱法は、それ単独で知られることはあまりありません。しかし、我々世代では、宇宙戦艦ヤマトのテーマ、Scatman John の Scatman's world 、そして由紀さおりの「夜明けのスキャット」として、適度に知名度があるかもしれません。
TOWER RECORD 渋谷 では、国内盤、米国盤、欧州盤の3種類が発売されていました。それぞれ入っている曲は同じですが、順番が違うようです。(アルバム 1969 リリースに関わる現在までの経緯は、日経トレンディネットの記事 http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20111209/1038933/?ST=life&P=1 に詳しく掲載されています。)

0 件のコメント:

コメントを投稿